Event/AutumnCamp2007? rcssserver3d-0.5.6-Atlantaインストール方法 †目次 †rcssserverインストール手順 †rcsserverをインストールする際、サーバや必要なパッケージは通常/usr/localの下にインストールされる.ここでは,アカウント名:kondoのユーザが,インストール先を/home/kondo/3Dsoccerに指定してインストールする場合の方法について,説明する. パッケージ確認 †3DSoccerのサーバをインストールするには、最初に以下のパッケージをインストールする必要がある。
もしインストールされていないパッケージがある場合は、yast2を起動し、ソフトウェア管理から必要なパッケージをインストールする(SUSE10.2のCD or DVDが必要)。また,gccがインストールされていない場合も,事前にインストールする. 必要なファイルのダウンロード †3D環境構築に必要なファイルから,必要なファイルを全てダウンロードする. spadesのインストール †3D環境構築に必要なファイルからダウンロードしたspades-1.10_patchver.tar.gzを,以下の手順でインストールする. > tar xvzf spades-1.10_patchver.tar.gz > cd spades-1.10 > ./configure --prefix=/home/kondo/3Dsoccer > make > make install odeのインストール †3D環境構築に必要なファイルからダウンロードしたode-0.8.1-rc1.tar.gzを,以下の手順でインストールする. > tar xvzf ode-0.8.1-rc1.tar.gz > cd ode-0.8.1-rc1 > ./configure --enable-double-precision --prefix=/home/kondo/3Dsoccer > make > make install DevILのインストール †3D環境構築に必要なファイルからダウンロードしたDevIL-1.6.8-rc2.tar.gzを,以下の手順でインストールする. > tar zxvf DevIL-1.6.8-rc2.tar.gz > cd DevIL-1.6.8 > ./configure --prefix=/home/kondo/3Dsoccer > make > make install rcssserverのインストール †3D環境構築に必要なファイルからダウンロードしたrcssserver3d-0.5.6_Atlanta.tar.gz(当時の最新版)を,以下の手順でインストールする。 > tar zxvf rcssserver3d-0.5.6_Atlanta.tar.gz > cd rcssserver3d-0.5.6_Atlanta > ./configure --enable-kerosin --prefix=/home/kondo/3Dsoccer SPADES=/home/Kondo/3Dsoccer/ ODE=/home/Kondo/3Dsoccer DEVIL=/home/kondo/3Dsoccer > make > make install ./configureを実行中に、libslang.soに関するエラーがでた場合、/home/kondo/3Dsoccer/libで以下のコマンドを実行する。 > ln -s /usr/lib/libslang.so.2 libslang.so また、もしmake中に"can't find -lXi"というエラーが発生した場合、libXiのパスを指定する必要がある。 app/rcssmonitor3d/lite, app/rcssmonitor3d/kerosinにある Makefile を開き CXXFLAGS =と書かれている行に -L/usr/X11R6/lib とそれぞれ書き足す。 CXXFLAGS = -g -O2 -L/usr/X11R6/lib rcssserver-dateのコピー †3D環境構築に必要なファイルからダウンロードしたrcssserver3d-0.5.6-data.tar.gzを, /home/kondo/3Dsoccer/share/rcssserver3d/で展開する. cp rcssserver3d-0.5.6-data.tar.gz /home/kondo/3Dsoccer/share/rcssserver3d/ cd /home/kondo/3Dsoccer/share/rcssserver3d tar xvzf rcssserver3d-0.5.6-data.tar.gz PATHの設定 †.bashrcまたは.bash_profileに以下の行を追加し、PATHの設定をする。 export PATH=$PATH:/home/kondo/3Dsoccer/bin export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/home/kondo/3Dsoccer/lib/rcssserver3d そしてシェルを再起動するか、以下のコマンドで.bashrcを読み直す。 > source .bashrc エージェントのコンパイル方法 †3D環境構築に必要なファイルからダウンロードしたtsubamegaeshi-base-0.1.5.tar.gzを,以下の手順でコンパイルする. > tar xvzf tsubamegaeshi-base-0.1.5.tar.gz > cd tsubamegaeshi-base-0.1.5 > ./configure > make 起動方法 †インストールが正常に完了すると、以下のコマンドでシミュレータが起動する。 > cd rcssserver3d-0.5.6_Atlanta/app/simspark > ./simspark また,以下のコマンドでエージェントが起動する。 > cd tsubamegaeshi-base-0.1.5/tsubamegaeshi-base > ./tsubamegaeshi-base/tsubamegaeshi-base --team <NAME> --host <HOST> 但し、サーバを起動するマシンの性能によっては、シミュレータの動作が非常に重たい場合がある。その場合は、/home/kondo/3Dsoccer/share/rcssserver3dディレクトリ内にあるVeraMono?.ttfファイルを削除する(この場合、試合時間・試合モードは表示されない)。 ログの保存方法 †ログを保存するには,app/simsparkディレクトリ内にある,simspark.rbを編集する必要がある.simspark.rbの6行目付近にある”$recordLogfile = false”という箇所を,trueに変更する.これで,app/simsparkディレクトリ内にsparkmonitor.logというログファイルが作成される. ログの再生方法 †ログを再生するには,以下のコマンドを用いる. cd app/monitorspark ./monitorspark --logfile ログファイル名 |